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春がきた!

2016年04月14日

月日が行くのは早いですね。お正月が過ぎたらあっと言う間に3月、4月。桜が咲き卒業、入学、移動と目まぐるしい時期が終わりやっと落ち着き始めた頃と思います。私もやっと落ち着いた感です。

4月9日は旧暦の3月3日にあたり女の子の節句の行事がありました。県外からツアーでその行事に合わせていらした方々のなかで数名が神様に参拝したいと予約がありました。

その中の親子さんは10歳の可愛い娘さんとお母さんでした。

海での儀式はどうでしたか?と尋ねると「うん。よかった、気持ちよかった」と伝えたい笑顔で嬉しそうに返してくれました。

都会ではお雛様飾りですが、思えば京の都の御所飾りです。奄美の民の祭りは自然の神様とのかかわりを行事にしていたのです

考えてみれば我が家でもお雛様飾りはありませんでした。ただこの日ばかりは海に行く、足をつける日と記憶しています。
特に生まれてきた1歳ぐらいの女の子の祝の行事です。


その意味は正しく教えて貰った記憶はありませんが10歳の女の子に説明をしました。何故かしら東京から奄美に来た子に神様が言わせたかの様に話している私でした。

「この行事はね、女の子は赤ちやんを宿す機能を持ってるでしょう。赤ちゃんはお母さんのお腹の中の羊水と言う水に(とつきとうか)10か月と10日で産まれるといわれているのよ。女の子は水の神様の御力を頂いているのよ。人は水がないと命はつなげない。だからこの日は海に足をつけてパワーを頂くのですよ」と話してあげました。


実際は島の海開きの意味も含まれると思います。

島の人は常に自然と向き合ってます。1月1日(お正月)、3月3日(女の子の節句)、5月5日(男の子の端午の節句)7月7日(七夕まつり)
9月9日(豊年まつり)などなぜかしら奇数の月、日に行われています。

人は仕事関係、友人関係などと、礼儀として人に頭を下げる事には慣れているけど、自然に対して頭を下げ感謝する事はしない。

目に見えるもの、見えない世界がある中で伝、伝と命をつないでくれたご先祖さまにもいつも、おりおりに心の中で感謝することは大切なことです。

幼い頃、可愛がってくれたじいちゃん、婆ちゃんを見送った時、幼心に寂しさを感じた。でも、いつもそばにいるかのように何かの時に

明治生まれの無学な、じいちゃん、婆ちゃんの名言が想いだされる。

人の悪くちは言うな!人のあるくせも言うな。たとえば足のちんばを引く人がいたり、片腕のない人がいたり、その当時は戦争の傷後ご残る

大人がいた頃です。


ストレートに子供は言葉を投げるので、人の古傷にさわるなとの意味だったお思うことです。

言葉づかいを厳しくいわれてました。ひとは喜ばせなさい。出来る範囲の小さな親切をしなさい。等、などでした。

叔父さん、叔母さん達も他界して、父も見送った。母がかろうじて元気でいてくれる。(85歳)

夫も食道がんで59歳で亡くなり、見送ることばかりでした。ところが義母は元気で今年の9月の誕生日で100歳

この二人の母の御かげで私はまだ子供心でいられます。ありがたい生き神様と思っています。

この世は仮の世、いつまでも生きられない。人に感謝し、自然に感謝して、徳を積み、いいバトンタッチをして終われと。

声なきこえに同感!です。

物質的な欲で資産、金があっても天国に持っては行けません。子供たちを愛情いっぱいのいい言葉で育てほしいです。

子供たちの独立の後は自分の健康づくりで楽しい後半の人生、趣味、サークル等、生きがいを見つけて楽しんで欲しいものです。

天地異変がおきませんように。自然に感謝、先祖に感謝。いいスタート切りましょう!    とうとがなし!


                                             陰月竜宮の神       連絡先  090-2713ー2723



  


Posted by コメジロー at 01:24Comments(0)