奄美のユタ神日記

女性も２４．２５歳ともなるとお付き合いしている方との結婚を意識し始める。

資格を持ち、仕事も順調、彼も出来た。彼の仕事も公務員で生活の安定は望める。

彼の家にも出入りして、ご両親とも交流させて貰っている。この現実を踏まえて、私の所へ、なにか一抹の不安を抱えたの

か相談にきた。結婚には慎重のようである。彼には３つ上の姉がいて、まだお嫁に行かずご両親と暮らしている。

彼は、長男なので後々は、親と同居する事をほのめかしている。

彼女にとって、この事が少し重荷に感じたのか、はるばる県外から来て、神様にお伺いに来た。

気学からみた相性は少し勉強すればなんとなくでもわかる事。

しかし、神様が私に見せるのは、リアルな返事。

来るなり、何も聞かないで、「彼の名前と生年月日を書きなさい。あなたはこの方との結婚の事を聞きに来たでしょう？」

という私に少し戸惑いながら、固まってしまった。

答えは、相性も合わないけど、神様は祓い除けてみせたので、残念だけど、御縁はないでしょうと言わざる得ないつらい御

告げをする事になりました。

暫く、黙っていた彼女も、何となく、彼だけみていた自分が、嫁に行くという現実に、その土地、家、ご両親、お姉さんの厳し

い観察の目とか、不安になったと。　　

ふたりの中で結婚について、話は出ていてもいずれはとの時間かせぎは、このパターンは大概、実るよりも、別れのための

時間に費やされるような気がして、ならない。


男が結婚を意識したら、いち早く、ご両親に挨拶させてくれ、とか事を進めるのが、女性は嬉しいもの。

結論は、嫌ならいやと、その時で結果は出るのも早いし、心の傷も浅くて済む。

イエスならそれに向かって計画を順次すすめる時間の中で過ごす事ができる。

「縁がないからモタモタ時間が過ぎてきたんではないですか？」

つらい御告げも、伝えなければならず、彼女の涙に、胸のつまる重いでしたが、しばらくすると、「やっぱり、聞いて良かった

です。」

結婚、離婚、忙しい世の中ですが、本人が、足を止める、不安になる、そんな時はお尋ねするのもいいのではないでしょうか

か。

しないでいい苦労は、さけて、自分に心地いい、人生歩んでいただきたいものです。


相手は申し分なくても、自分に自信のない条件は、相手にも失礼だし、結婚生活は、長い道のりなので、最初からつまずい

ていては、先が見えてくる。


御縁は不思議と、天のご先祖さま達も、見守っているのだと思います。


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