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迷うときの鍵

2013年01月26日

なかなかパソコンの前に座れない日々が続く。多忙とまでもないけど、私も人の子、神経疲れで眠気に素直に体が反応。睡魔にお付き合いで、早寝で、体力回復に努めている。

子供の進学、就職と子供を育てて行く中で、一番大切な時期の選択を考えさせられる。

合格祈願、就職祈願、延命祈願、などなど依頼は多い。この類は、不思議と叶う率が多く、お礼の電話で共に喜びを分かち合う事が多い。
 

高校の卒業前からおのずと、大学進学、専門学校、就職と選択しなければならないが、普通科の生徒の高校3年生の12月になってまだ行く先が見えない生徒さんの相談を受けた。3年前の事、お母さんが来られた。大学進学の選択は親も経済的な面で、考えてない感じがした。「あなたではない、息子さんを連れて来なさいと」指示して来てもらった。

進学高校の先生達は、大学センター試験に向けての生徒の面倒に追われる時期である。取り残された感からあせりも見え隠れして、何か早く決めなくてはいけない動だったので、アドバイスした。

資格社会なので、どんな仕事に就きたいか決めたら、おのずと決まるでしょう?

本人の意識がまず第一、物事を動かすのだから。残念ながら、それがわからないから決められない。

ある程度のレールは子供の能力に応じて、家庭の経済状況に応じて、高校の選択から始まることだと思うことです。
目的のない船旅に出て、どこの港につけばいいのか漂流している状況です。

神様にお聞きしたら、どう選択しても、生きていく為に必要な事を学ぶ。とのことでしたから、私からは現実的に、ハローワークの見聞もすすめました。
今、社会がどのような人材を求めているのか、どのような資格が必要なのか、見てくる事も、社会勉強だよと。

結論から
その方はある夜間の3年の専門学校の選択をして、途中挫折して帰省してきました。
せっぱ詰まっての選択でしたから自分の意思がなく、どこかに入れば何とかなるだろうぐらいの選択だったのでしょう


子育ての一番大切な事は、中学の2年生位から、社会勉強の一環として、職業意識もさせながら、親子で話あう事が
大切と思うことでした。

途中挫折した彼は再度、訪問してきました。

最近、薦められた試験を又悩んでの事でした。

今は、アルバイトで繋いで生活してますが、帰る家があり、母親が受け止めてくれての事で、危機感がないので、アルバイト代から家に食費を入れることのアドバイスと、甘えない事を伝えました。

これからどうしたいの?の質問に「パソコン習いたい」とはっきりした意思表示をしたので、自分で決めた事が今までなかったので、今は、ひとつひとつ自分で決めた事に進んで行きたいと話してくれました。

学生の頃は,たくさんの方の話を聞いてアドバイス頂いたけど、自分の意思ではない選択に挫折して来た感がある。
今度は自分で決めたいとの意思を見せた。

どんな仕事に就きたいかを決めたらそこにたどり着く為に,漕ぎ出す船。

今までの時間も、決して無駄ではなかったと感じた。

子供は高校に行かせれば、どうにかなると他力本願では行けない。ある程度親も、子供の能力に合わせたアドバイザーになり、時にはレールを敷く事もありと思う。

ぎりぎりの選択にあせらない様に。

何よりの彼の言葉「自分で何も決められなかったので、決めれる自分になる。」と自分と向かい合う事が出来た事。

心で決めたらそれに向かって動く。大きな鍵をにぎった、成長を見た思いでした。

彼は、ある資格を、職業を意識してのスタートを切ろうとしている。

「霊主、体従」という言葉の通り心が先で体は後から動きだすとの意味である。

彼の成長を陰ながら応援します。


Posted by コメジロー at 02:26│Comments(0)
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